Q&A
ご要望などはへメールしてください。
質問はこのQ&Aを必ず確認してからメールしてください。Personal版ユーザーには基本的にはサポートできません。

ユーザーからの質問

近景と遠景のエッジ部分のボケ足が汚くなる
>> サンプルダウンロード

・前景と背景がぱっきり別れている
・前景が圧倒的に明るく、背景がかなり暗い

という条件が重なる場合、ほんのわずかの距離マップのずれがこのようなざらつきを引き起こします。前景のアンチエイリアスは作る側にとってはエッジの半透明と思っていますが、距離マップではグレーの部分は距離と見なされています。このアンチエイリアス部分の混ざり合った部分にはピントが合っていないわけです。制作意図としては前景の距離の一部かもしれませんが、距離マップ的には距離がどんどん変化しています。ピントがずれているとわずかにピンボケしますが、明るい部分のピンボケした光は暗い部分に拡散します。これがエッジがざらざらしているように見える要素です。ざらざらしているのは、実は細かくピンボケしているのです。 正確には、前景のアンチエイリアスを止めるしか完全な解決策はありません。

工夫としては色々あります。
・前景の距離マップのエッジをぱっきりさせないで、なだらかにする
・逆にきつくする、更に内側にほんのわずか食い込ませる
などです。このような2レイヤーのような場合にはFinalFocusで合成するのが一番きれいなのですが、IF的にはこのような対策となります。

IF5.6の設定で、現象を軽減することもできます。IF5.6のメニューの[Settings]の[Quality]を[Auto (Quality)]や[High]に変更してみてください。また、更にDistance Precisionを50にするとクオリティが上がります。ただし遅くなりますので、様子を見ながらあまり変更しすぎないようにしてください。

ピント送りがスムーズにできない
Distance Precisionの設定を50程度にしてみてください。ピント送りがスムーズになります。
もしQualityの設定をLowやNormalにしている場合には、AutoやHighに変更してください。

連続した映像の中で深度が変化してしまう
Shadeなど、一部の3Dソフトでは、絶対的な距離マップを生成できない物があります。静止画では問題ありませんが、動画では時間で深度が変化してしまいます。一番奥に壁になる物を配置し、カメラのすぐ手前に透明な物体を配置して、常に絶対的な距離を保つようにしてから距離マップを生成してください。

前ボケがおかしい
奥の人物にピントを合わせて手前にあるフェンスなど細い物体を極端にぼかそうとすると、無理な結果を生じることがあります。それは手前の物体が極端にボケたときに本来後ろにある物体が透けて見えるからです。しかし平面の映像には奥に隠れた物体の情報がありませんのでIrisFilterはレンダリングのしようがありません。一度レンダリングしてから他のレイヤーとの組み合わせで補完してください。
サクライ・オプティカル・ラボでは、別の製品として FinalFocusをリリースしています。FinalFocusでは前ボケも正確・自然に再現できます。

ピント送りで波打っているように見える
3Dソフトで生成された球体などのピント送りにおいて波打っているように見えることがあります。これはバグではありません。"Distance Prcision"を最大にすると解消されます。
(IrisFilter8.0では、エンジンを刷新し、基本的にこのようなマッハバンドは解消されています)

"On-Focus Distance"で-1の値が入力できてしまう
これはプレビュー処理中にコンポの画質などを変えた場合に"Focus Here"の特定が出来なくなるAEの仕様を回避するための措置で-1を暫定的に入力する仕掛けになっている副作用です。-1を入力すると"On-Focus Distance"は"Focus Here"の現在のフレームの値を拾いに行くようになっています。もし"On-Focus Distance"=-1のキーフレームが作られてしまった場合、修正して下さい。"Focus Here"にもキーフレームが設定されている場合、-1でも問題ありません。

距離レイヤーにエフェクトがかからない・ずれてエフェクトがかかる
"Distance Layer"に指定しているレイヤーに反転やレベル補正などをのエフェクトをかけてもそのままだと反映されません。必ずプリコンポーズしてください。"Distance Layer"に使うコンポの設定は必ずIrisFilterをかける画像と同じサイズにしてください。

RAMプレビューやレンダリングに結果が出ない、一部分だけしか結果が出ない

・"Preview" の"Preview small area" にチェックが入っていませんか?
・"Maximum Effect"が小さすぎませんか?

処理が終わらない、メモリーが足りない

特に16bit版において大量のメモリーを必要とします。
もしメモリーが足りない旨のエラーメッセージが出た場合には、After Effectsの環境設定の「キャッシュ」の設定を確認してください
「イメージキャッシュ」、「最大メモリ使用量」共に大きな値に設定してください。999%まで設定できます。
(*「イメージキャッシュサイズ」を100%にした方がエラーが出ない場合もあります)
メモリ不足の時のエラーメッセージの例:
・Can not allocate input buffer (4)
・イメージキャッシュ用のメモリが不足しています
IrisFilter5.6の設定では、Distance Precisionの値を小さくするか、Qualityの設定をHigh以外にするとメモリ使用量が減ります。

以前指定したのと違う"Iris Shape"が呼び出される
"pattern"フォルダの中に新しいパターンのフォルダを追加したり削除・名前の変更をすると、同じ名前のパターンでも呼び出されなくなることがあります。Iris Shapeの変更や追加は自己責任に置いてお願いします。

変な横線が出る

通常利用では問題がない品質に調整していますが、HardnessとBirghtnessの設定において品質低下を招く可能性があります。下にその限界値を記しますのでご参考ください。ここでいう品質の低下とは、ほぼ黒に近い画像に、明るい部分から横線のようなものが流れてくる現象です。高速エンジンの特性上、現在のところ避けられない現象です。

1) Hardnessの設定と品質低下について

Hardnessを1.7以上に設定する場合、品質の低下が見られることがあります。
ほとんどの場合、視認できるようなレベルではありませんが、出力結果を更にレベル補正などを大きくかける場合には露呈する可能性があります。基本的には1.7を超える設定はお薦めしません (Brightness=1の場合)。

2) Brightnessの設定と品質低下について

Brightnessの設定をデフォルトの1よりも上げた場合、品質の低下を招く可能性があります。Brightnessの設定を1を超えて設定をする場合には、品質の低下が見られないかご確認ください。
あまり距離の差が出ない
グレースケールの距離マップの中の一部の距離の中でピントの差を表現したい時があると思います。背景と距離差の少ない近景2つがあり、その近景2つのグレースケールの濃度差があまりない状況です。そういう場合はあらかじめそのカット全体にレベル補正をかけて距離の濃度差を広げて、プリコンポーズしてください。
キーフレームでの変化をつけると絶対的な距離が保たれませんので注意してください。

エラーメッセージ一覧 (警告です。バグではありません)
"Distance layer and target layer have different image sizes"
距離レイヤーに指定されている画像が、IrisFilterをかけようとしている画像と大きさが違います。距離レイヤーに反転などのエフェクトをかけてプリコンポーズしている場合、そのコンポのサイズ設定をIrisFilterをかけたい画像サイズと同じにしてください。

"Shape File for Requested MaxEffect NOT available"

Max Effectで指定されたパターンがありません。きちんと"pattern"フォルダがインストールされているか確認してください。
Sakurai Optical Lab.