被写界深度の研究?

IrisFilterのユーザーの中には3Dや映像編集がメインで、実際にカメラやビデオカメラをじっくり触ったことのない人もいると思います。被写界深度そのものの説明はまた別のところでするとして、ある程度分かっている人用に、カメラのレンズによってこんなにも被写界深度がかわるのだ、という話をします。
普段、私が作品や仕事の撮影で使っているカメラと、一般的にスナップでみんなが使っている35mmカメラとの被写界深度の差を表にしました。
映画でのカメラは35mmフィルムの幅を長編に使いますので、35mmカメラよりも深いはずです。
デジカメやビデオカメラだともっと被写界深度は深くなり、つまりピントが全面に合ってしまうようになります。


中判仲間であり、IrisFilterの共同開発者でもある、ねこひるねさんのHPで被写界深度の考察がありましたが、
早見表のようなもので、同じ被写界深度に相当するレンズはFいくつの何mm同士なのかがわかればな〜、と
思っていました。
そこでねこひるねさんのHPの計算式をお借りして、表を作ってみました。

35mmの標準レンズであるf=50mmレンズでがんばってF1.0の明るいレンズを買ったとしても、6x6の標準レンズ80mm・F2.8と同等、
6x7の標準110mmならF4.0と同等の被写界深度だということです。(Mamiya RZ67だと110mmなので、F4.0半になります)
つまり、明るさを求めてレンズを買うのはいいけど、被写界深度の浅い描写を求めて買うのはばからしいということです。
ちなみにRZ67の標準レンズ110mm・F2.8は、f=50mmのレンズでは表からはみ出してしまいますがF0.5相当になります。
そんなレンズ売ってないって(^_^;)

逆に、特に近接撮影では、きちんとピントを合わせないとえらいことになってしまうということです。
その分中判はフィルムサイズそのまんまに応じたでかいウェストレベルファインダにしかもルーペが付いているので、しっかり合わせられます。
(この表は、同じ色の帯 (例えば水色)は同じ被写界深度の深さであることを示しています)

これは前側被写界深度 =d*F*a^2/(f^2+d*f*a)の式です。
(^2は二乗です)

f=焦点距離、F=F値です。
d=最小錯乱円の直径、この表では0.03mmとしています。
a=被写体距離(レンズの第一主点から被写体までの距離)、これは500mmを入れています。

桜雷玲二 (さくらいれいじ)

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 玲二アーティステックフォトグラフ
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